レオロシール
ポリシリコン製造工程で派生する四塩化珪素を
原料とする煙霧状シリカ
事業紹介
当社P.C.S作業部は、昭和59年の株式会社トクヤマのSE(SiliconEngineering)工場の竣工に伴い設立。
以来、ポリシリコン(半導体原料)製造と乾式シリカ製造における最終仕上げ工程作業を任され、今日までトクヤマブランドを支えてきました。
株式会社トクヤマのポリシリコンは不純物未混入率がイレブンナイン(99.999999999%)と言われる世界でも類を見ない高品質を実現されました。
また派生物質の四塩化珪素から生産される煙霧状の乾式シリカは、様々な用途に使われ、皆様の生活の中に溶け込んでおります。
これら製品のひとつひとつに、我々の経験とノウハウが活かされております。
電子機器の頭脳ともいうべきIC。
そのもととなる半導体の原料の不純物混入率100億分の1以下を達成した高純度多結晶シリコン。
ポリシリコン製造技術を活かしたドープ用塊状ボロン。
ポリシリコン製造工程
01
反応器内で出来上がったポリシリコンを取り出し、清掃後に新たなポリシリコンを製造するために、芯線(元材)をセットする一連の作業を行います。
02
取り出したポリシリコンを「切断・破砕・刳り抜き」などをして、異物を除去したうえで製品規格に合うよう加工を行います。
03
洗浄装置内の薬液などで、加工したポリシリコンの表面をミクロン単位で溶解し、表面清浄度が向上するよう洗浄します。
04
お客さまの製品規格に適合しているか、混入不可品はないか目視検査をします。包装まで行う最終製品化工程です。
05
最終製品を自動梱包し、配送業者へ引き渡します。また、ポリシリコン原料投入、及び倉庫内の製品・資材管理まで行います。
ポリシリコンの抵抗値分析、ガス分析などを行い、お客さまのニーズに合致しているか総合的な分析を実施して判定材料とします。
液体製品をローリーやボンベに充填し出荷します。車両の誘導、充填に関する計器やバルブの操作なども行います。
高品質なポリシリコンをお客さま独自のレベルに調整させる添加剤(ボロン)を製造します。ポリシリコン製造工程と同様の工程を経て製品化されます。
取り出したポリシリコンから選別された素材を、機械で最終規格に切断加工などして製作します。
ポリシリコン製造工程で派生する四塩化珪素を
原料とする煙霧状シリカ
製品用途
不飽和ポリエステル樹脂
シリコーン樹脂・ウレタン樹脂
半導体分野(CMPスラリー)
各種ペイント・インキ類
各種接着剤
インクジェット用紙
靴底(クリアラバー)
吸水性樹脂
トナー
ポリシリコン製造工程で派生する四塩化珪素を原料とするIC封止材用球状シリカ
製品用途
半導体封止材
基板穴埋め剤
ダイボンディング材
精密接着剤
石英部材
フィルム
シリカ製造工程
01
素材の形状が煙霧状態にあり、製品化するには粉体にする必要があります。そこで、素材に機械で圧縮力をかけ、嵩密度を調整して粉体にします。
02
機械を操作して、粉体製品を重量別に紙袋またはフレコンバック(袋状の包材)に包装します。
03
指定された数量でパレットに積み付けた紙袋と、フレコンバックを、配送業者へ引き渡します。
付随
工程
煙霧状態にある素材と、粉体となった製品を分析します。規格に合致しているか、不純物は混入していないかなどを確認します。